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ランニングダイエット

カーボローディングのやり方:大会前に何をどれだけ食べる?

ウィティーズ··10分で読めます

💡 要点まとめ

✅ カーボローディングは90分を超えるレースの前に検討する方法で、5Kや10Kでは通常いりません
✅ 目安は、大会の36〜48時間前から1日に体重1kgあたり炭水化物10〜12gです
✅ 食物繊維と脂質は控えめに、食べ慣れたごはん・麺・パンにして、新しい食べ物は避けます

「大会の前日はパスタを食べるといい」と聞いたことはありませんか?でも実際にどれだけ食べるのか、いつから始めるのか、お腹を壊さないか、迷ってしまいますよね。この記事はハーフやフルマラソンを前に、初めてカーボローディングを準備するランナーの方のために、研究が示す目安と実践的なメニューをまとめました。

1. カーボローディングは誰に必要?

カーボローディングとは、大会前に炭水化物をふだんより多めにとって、筋肉に蓄えるエネルギー(グリコーゲン)をできるだけ満たす方法です。ゲータレード スポーツ科学研究所の炭水化物ガイドは、この方法は90分を超えて続く持久系の競技が対象だと説明しています。それより短い競技では、そこまで積極的に食べる必要はないそうです。

カーボローディングの基本は、消化のよいパスタ、ごはん、パンなどの炭水化物です (Photo: JESHOOTS-com / Pixabay)
カーボローディングの基本は、消化のよいパスタ、ごはん、パンなどの炭水化物です (Photo: JESHOOTS-com / Pixabay)
走る時間カーボローディングこうします
60分以内通常は不要ふだんの食事のまま
90分前後軽めに増やす前日に炭水化物を少し多く
2時間以上検討します36〜48時間前から

同じ資料には、グリコーゲンを多く蓄えてもハーフマラソンの記録が良くならなかった研究も紹介されています。そのためハーフを走るなら、自分が90分を超えるのか、ふだんの食事で足りるのかを先に考えましょう。ふだんの走る前後の食事については空腹ランニング vs 食べてから走るで確認できます。

とにかくたくさん食べればいいわけじゃありません。長く走るほど必要な方法だと覚えておきましょう!

2. カーボローディングのやり方:いつから、どれだけ?

大事な数字はひとつです。90分を超える競技の前に、36〜48時間、1日に体重1kgあたり炭水化物10〜12gをとるのが一般的な推奨だと、ゲータレード スポーツ科学研究所の記事は紹介しています。エリート競歩選手1人を扱った2023年の事例研究も同じ目安に触れたうえで、それよりずっと多い量(1日約16g/kg)ではお腹の調子が悪くなり、体重も2〜3%台増えたと報告しています。

大会3日前から当日まで炭水化物を段階的に増やし、最後の2日でピークにするカーボローディングのスケジュールです
大会3日前から当日まで炭水化物を段階的に増やし、最後の2日でピークにするカーボローディングのスケジュールです
体重1日の炭水化物(10〜12g/kg)感覚
50kg約500〜600gかなり多い
60kg約600〜720g分けて食べる
70kg約700〜840g液体の炭水化物も活用

上の数字は計算した値なので「約」です。数字が大きくても驚かなくて大丈夫です。この目安は研究上の上限に近く、実際には消化しやすい量を何回かに分けて食べるのが現実的です。

資料開始時期炭水化物の目安
ゲータレード スポーツ科学研究所大会36〜48時間前1日10〜12g/kg
ランナー向け栄養士の記事マラソン7日前・ハーフ3日前から6〜10g/kg、前日8〜12g/kg

資料によって開始時期や量は少し違います。どちらにしても、大会直前に急にたくさん食べるより、数日かけて少しずつ増やすほうが安全です。

3. 何を食べて、何を控える?

ランナー向けの栄養士2人が書いたThe Mother Runnersのガイドは、白米、パスタ、じゃがいも、パン、オートミール、ベーグル、パンケーキのようなシンプルな炭水化物をすすめています。お皿は炭水化物が半分、たんぱく質と野菜が各4分の1くらいが良く、食物繊維は1日20〜25g、脂っこいものは控えるよう案内しています。

バナナをのせたシリアルのように、食べ慣れた軽い炭水化物が大会前には安全です (Photo: stevepb / Pixabay)
バナナをのせたシリアルのように、食べ慣れた軽い炭水化物が大会前には安全です (Photo: stevepb / Pixabay)
食べやすいもの控えたいもの理由
白米、うどん、パスタ揚げ物、脂身の多い肉消化が遅い
ジャムトースト、バナナ、はちみつ生野菜のサラダ食物繊維が多い
じゃがいも、オートミール、おもち豆類、雑穀をたっぷりガスがたまりやすい

💡 ヒント

大会3日前からは、新しい食べ物は試さないでください。ロング走の練習で食べてお腹の調子がよかったものだけを選ぶのが、カーボローディングの本当のコツです。

4. 大会前日と当日朝のメニュー例

カーボローディングは一度に詰め込む日ではなく、食事と間食を少しずつ大きくしていくスケジュールです。前日はふだん食べ慣れた炭水化物中心の食事に間食を足し、夕食は消化のよいメニューで早めにとります。大会当日の朝食の考え方は、ハーフマラソン練習12週間プランの大会週の計画とあわせて読むと便利です。

ジャムをのせたトーストは、大会当日の朝でも負担の少ない炭水化物です (Photo: subarasikiai / Pixabay)
ジャムをのせたトーストは、大会当日の朝でも負担の少ない炭水化物です (Photo: subarasikiai / Pixabay)
時間メニュー例ポイント
前日の朝ジャムトースト、バナナいつもどおり
前日の昼白米と焼き魚油を控える
前日の間食おもち、はちみつ水、ジュース分けて食べる
前日の夕食パスタまたはうどん早めに食べる

⚠️ 注意

糖尿病の方や血糖管理中の方、腎臓や胃腸の病気がある方は、カーボローディングの前に医師や栄養士に相談してください。たくさん食べて腹痛、嘔吐、めまいが出たら量を減らしましょう。炭水化物と一緒に水分も蓄えられるため体重が少し増えることがありますが、正常な反応なので体重計の数字に驚かないでください。

リハーサルがいちばん確実な方法です。Wittizアプリで「今週はロング走を1回」のような目標を立て、ロング走の前日にカーボローディングを試してみましょう。お腹の調子がどうだったかメモしておき、アプリの記録とレポートでその日のペースと距離を比べれば、自分に合う方法が見えてきます。目標を達成するたびに貯まるゼリーで、ムーンティを着せ替える楽しみもあります。

大会前日は、食べることも練習です。おいしく食べて、ぐっすり寝て、一緒に走りましょう!

よくある質問(FAQ)

カーボローディングは何日前から始めますか?

ゲータレード スポーツ科学研究所の資料は、大会36〜48時間前を目安にしています。栄養士の記事には、マラソンは7日前、ハーフは3日前から少しずつ増やすよう案内するものもあるので、初めてなら3日かけてゆっくり増やしてみてください。

カーボローディングで体重が増えても大丈夫ですか?

炭水化物と一緒に水分も蓄えられるため、大会直前に体重が少し増えることがあります。ある事例研究では体重が2〜3%台増えたと報告されています。異常ではないので、心配しなくて大丈夫です。

10Kやハーフにもカーボローディングは必要ですか?

90分より短く終わるレースでは、通常は必要ありません。ふだんの食事に、前日の炭水化物を少し足す程度で十分です。ハーフを2時間以上かけて走るなら、軽めに試してみるのもよいでしょう。

おわりに

カーボローディングは、90分を超える大会の36〜48時間前に、消化のよい炭水化物を分けて食べる作戦です。 新しい食べ物ではなく食べ慣れたもので、本番の前にリハーサルをしておきましょう。

今週は、次のロング走の前夜の食事をパスタかうどんに替えてみましょう。ムーンティが食卓のそばで一緒に応援しますよ!

ウィティーズアプリで直接体験してみてください!

ムーンティと一緒にもっと楽しいランニング - Wittizアプリをダウンロード
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参考資料


この記事はWittizチームが作成しており、アプリに関する内容が含まれています。糖尿病・腎臓や胃腸の病気などの基礎疾患がある方や、食事の調整中に体調の異変を感じた方は、必ず専門の医療スタッフにご相談ください。