マラソン後の回復ガイド:ゴール翌日から2週間までの過ごし方
💡 要点まとめ
✅ ゴール直後は5〜10分歩いて体を落ち着かせ、水分と炭水化物・たんぱく質で回復を始めます
✅ コーチは1週間の休養をすすめ、ある研究では48時間後の軽いランも回復を遅らせませんでした
✅ 3週目までは強い練習を入れず、楽なランだけ。痛みがあるなら休むのが先です
ゴールラインを越えてメダルを首にかけた瞬間、翌日から階段が怖くなることも一緒に知りますよね。休もうとすると体力が落ちそうで不安になり、早く走りたい気持ちも湧いてきます。この記事はマラソン後の回復をどうすればいいか知りたい完走者の方のために、ゴール直後から2週間までの流れをまとめました。
1. マラソン後の回復は、ゴール直後の24時間から
Marathon Handbookに載った回復ガイドは、ゴールしてすぐに立ち止まらず、5〜10分ほどゆっくり歩いて体を整えるようすすめています。急に止まるとめまいが起きることがあるからです。そのあとは水分と電解質、炭水化物とたんぱく質をとり、1〜2時間の仮眠をとることを勧めています。

| ゴール直後 | こうします | ひとこと理由 |
|---|---|---|
| 歩く | 5〜10分ゆっくり | めまい予防 |
| 食べる | 炭水化物+たんぱく質、水 | エネルギー補給 |
| 休む | 1〜2時間の仮眠 | 回復のスタート |
走ったあとの食事の基本は空腹ランニング vs 食べてから走るにまとめています。2時間以内にたんぱく質20〜40gが入った普段の食事をとる方法です。マラソン直後は食欲がなくても、少しずつ分けて食べてみましょう。
ゴール直後は足がガクガクです。まず歩いて、食べて、ぐっすり休みましょう。おつかれさま!
2. マラソン後2週間の回復タイムライン
マラソンは筋肉にかなりのダメージを残します。RunnersConnectのジェフ・ゴーデット コーチは、筋線維の損傷と炎症は1週間以上続くことがあると説明し、7〜10日は完全に休み、その後の2週間はごく軽く練習するよう勧めています。休んで体力が大きく落ちないか心配になりますが、同じ記事によると、6〜7日休んでも最大酸素摂取量の低下は1〜3%ほどです。
| 時期 | こうします | 距離 |
|---|---|---|
| 1〜7日 | ランは休み、散歩・ストレッチ | ランなし |
| 2週目 | 楽なラン+クロストレーニング | 約3〜5km、週2〜3回 |
| 3週目 | 楽なラン、強い練習はまだ | 約5〜6kmからゆっくり |
上の表の2・3週目の距離は、RunnersConnectが示した2〜3マイル、3〜4マイルをkmに直した値です。3週間はインターバルやスピード練習を入れず、体の調子しだいで減らしても大丈夫です。Marathon Handbookのガイドも、2〜3週目はクロストレーニングと、やわらかい路面での軽いジョギングを中心にするよう案内しています。
💡 ヒント
回復期間は「今日の距離」より「来週も走れる体の状態」を目標にしましょう。休む期間も練習の一部として計画に入れると、気持ちがずっと楽になります。
3. いつからまた走っていい?研究とコーチの違い
おもしろいことに、研究とコーチのアドバイスは少し違います。スペインの研究チームが、マラソン完走者64人(平均39歳)をラン・エリプティカル・休養の3グループに分けたランダム化比較試験では、完走48時間後から40分ずつ軽く走ったグループも、筋損傷の指標の回復が遅れませんでした。むしろ96時間後のジャンプの記録は、休養グループより良かったそうです。

| 出典 | 復帰の時期 | ポイント |
|---|---|---|
| 研究(2021) | 48時間後に軽く | 回復の遅れなし |
| RunnersConnect | 7〜10日休んで | その後2週間は軽く |
| Marathon Handbook | 1週間休んで | 3週目にジョグ |
ただし、この研究は40分ほどの楽な強度で、対象も完走タイムが3時間35分前後のランナーだったため、そのまま全員に当てはめるのは難しいです。だから答えは「何日後」ではなく、自分の体の反応です。階段で足がガクガクしたり疲れが続いたりするなら、休む日を増やしましょう。Marathon Handbookのガイドも、2〜3週目まで疲れが続くのは回復が足りないサインだと説明しています。
⚠️ 注意
胸の痛み、めまい、冷や汗、腫れと熱感、体重をかけられない痛みがあるときは、走らずに病院やスポーツ医学科を受診してください。痛みが引かず日常の歩行も不快なら、「回復中」ではなくケガのサインかもしれません。ケガ予防はランニング障害予防ガイドも参考にしてください。
4. 回復週を上手に過ごす方法
回復期間中は、走るのを休んでも記録と習慣は続けられます。 歩く、ストレッチ、睡眠に集中して、次の目標はゆっくり決めましょう。次の挑戦を考えているなら、ハーフマラソン練習12週間プランや10月のマラソン日程を軽く眺める程度で十分です。

| 回復チェック | こんな状態なら | こうします |
|---|---|---|
| 階段・歩行 | まだこわばる | ランは見送る |
| 日常の疲れ | いつもと同じ | 楽なランを試す |
| 睡眠 | ぐっすり、すっきり | 距離をゆっくり増やす |
Wittizアプリで、回復週の目標を「週2〜3回、20分以内」のように低めに立ててみましょう。距離ではなく回数の目標に変えて、休む週も記録を続ければ、連続記録が途切れません。痛みなく1週間を終えたというレポートが来週の自信になり、休んでいる間もムーンティは変わらず迎えてくれます。
42.195kmを走り切った足には、ゆっくり休む資格がありますよ。回復もトレーニングです!
よくある質問(FAQ)
マラソンのあと、何日休むべきですか?
コーチは一般に7〜10日ほどランを休み、その後2週間はごく軽く走るよう勧めています。ある研究では48時間後の軽いランも回復を遅らせませんでしたが、個人差が大きいです。階段で足がガクガクしたり疲れが強かったりするなら、もっと休みましょう。
マラソン後の筋肉痛がひどいのですが、大丈夫ですか?
マラソン後は筋肉痛が数日続くのがふつうです。ただ、腫れや熱感、体重をかけられない痛み、日常の歩行も難しい痛みは、病院での診察が必要です。ゴール直後のマッサージは避けるようすすめるガイドもあるので、体の状態を見て時期を決めましょう。
ハーフや10Kのあとも同じ期間休むべきですか?
短い距離ならふつうはもっと短い休みでよいですが、決まった公式はありません。ゴール直後の散歩と食事の回復は同じようにして、ランは体の反応を見ながら数日後に軽く始めましょう。痛みや疲れが残っているなら、もっと休んでください。
おわりに
マラソン後の回復は、歩くことと食事から始めて、休む期間も練習の一部と考えることが大切です。 3週目までは強い練習なしで、楽なランだけでも十分です。
今週は走る代わりに、30分の散歩と軽いストレッチから始めてみましょう。ムーンティがゆっくり一緒に歩きますよ!
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参考資料
- Martínez-Navarro I et al. (2021). The week after running a marathon: Effects of running vs elliptical training vs resting on neuromuscular performance and muscle damage recovery. European Journal of Sport Science
- RunnersConnect. How Much Time Do You Need to Take Off After a Marathon
- Marathon Handbook. Your Complete Guide To Recovering From A Marathon
この記事はWittizチームが作成しており、アプリに関する内容が含まれています。痛みがある方や、心臓の病気・高血圧などの基礎疾患がある方は、無理をせず、必ず専門の医療スタッフにご相談ください。

