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ランニングガイド

LSDトレーニング:ロング走の距離・ペース・増やし方

ウィティーズ··9分で読めます

💡 要点まとめ

✅ ロング走は週間距離のおよそ25〜30%が目安です
✅ ペースは会話ができる楽な速さ、時間は2〜3時間以内です
✅ 3週間ふやして1週間休むくらい、ゆっくり増やします

週末に「今日はロング走をしよう」と思っても、何km、どのくらいの速さで走ればいいのか迷いませんか?短すぎると効果が薄く、長すぎると翌週の練習が崩れてしまいます。この記事は、LSDトレーニングでロング走を始めたい、または距離をのばしたいランナーのために、距離・ペース・増やし方を数字で整理しました。

1. LSDトレーニングとは?ロング走の役割

LSDはLong Slow Distanceの略です。普段より長い距離を、楽な強さでゆっくり走る練習で、一般にはロング走と呼ばれます。

ロング走は速く走る日ではなく、楽なペースで長く走る日です (Photo: unitea / Pixabay)
ロング走は速く走る日ではなく、楽なペースで長く走る日です (Photo: unitea / Pixabay)

平日のランは短く軽めにして、週1回だけ長く走ることで、長く続けられる体をつくります。ハーフやフルマラソンを目指すなら、練習の中心になります。

平日のランロング走
目的習慣・調子づくり長く走る力
距離短め週でいちばん長く
強さ楽にさらに楽に
回数週2〜3回週1回

ロング走の日は速く走る日じゃないですよ。ゆっくり長く、がポイントです!

2. ロング走の距離は週間距離の25〜30%で決める

距離を決めるいちばん一般的な方法は、1週間の合計距離に対する割合です。ハンソンズ・マラソン・メソッドを紹介したAthletics Weeklyの記事は、ロング走を週間距離の25〜30%以内にするよう案内しています。コーチのJason Fitzgerald氏も20〜30%をよくある目安としつつ、厳密なルールではなくガイドラインだと述べています。

週間距離25〜30%目安
20km約5〜6km入門
30km約7.5〜9km10K準備
40km約10〜12kmハーフ準備
50km約12.5〜15kmフル準備

kmの値は、それぞれの週間距離にこの割合をかけて計算した例です。週3回で15kmなど週間距離が少ない初心者は割合が高くなることがあり、Fitzgerald氏も初心者はより大きな割合が必要な場合があると述べています。

週40kmのうちロング走10〜12kmの割合を示した図です
週40kmのうちロング走10〜12kmの割合を示した図です

時間の上限も見ておきましょう。Athletics Weeklyの記事は研究をもとに、2〜3時間ほどが有効な範囲だと説明しています。同じ記事は、1kmあたり約5分35秒(1マイル9分)より遅いランナーは、32km(20マイル)級のロング走を避けるよう助言しています。

💡 ヒント

ロング走はまず時間で決めてもかまいません。最初は60分と決め、楽に終われたら次は5〜10分ずつ足していきましょう。

3. ロング走のペースは会話ができる速さで

ペースは数字より感覚で決めるほうが簡単です。文章で会話が続く速さならOKで、もっと遅くても問題ありません。見つけ方はゆっくり走るコツ:イージーランのペースと80/20の考え方で詳しく紹介しました。

霜の降りた静かな道を一定の呼吸で走ると、ロング走がぐっと楽になります (Photo: jplenio / Pixabay)
霜の降りた静かな道を一定の呼吸で走ると、ロング走がぐっと楽になります (Photo: jplenio / Pixabay)
  • 最初の1〜2kmは歩くようなジョグで始めます
  • 時計のペースより呼吸を先に見ます
  • 後半に上がるのはOKですが、無理に上げません
  • 2時間を超えるなら水と補給食を持ちます

長く走るときは食べ方も大事です。走る前後の食事は空腹ランニング vs 食べてから走る:ランニング前後、いつ何を食べるべき?を参考にしてください。

息が上がったらペースをひとつ落としましょう。最後まで同じペースで着けば成功です!

4. どのくらいで増やす?増やし方と回復週

距離は一気にではなく、少しずつ増やします。走行負荷とランニング障害に関するDamstedら(2018)の系統的レビューでは、週間距離を30%超ふやしたランナーは、10%未満のランナーよりケガのリスクが高い傾向がありましたが、統計的に確定した結果ではありません(ハザード比1.59、95%信頼区間0.96〜2.66)。10%と24%の増加には差がなく、著者らも根拠はまだ非常に限られていると結論づけています。

週ロング走の例感覚
1週目8km楽に
2週目9km少し長く
3週目10kmいちばん長く
4週目7km回復週

この表はWittizチームがつくった例で、研究で証明された公式ではありません。楽だったら次の周期で一段階上げ、きつかったらもう一度同じ周期をくり返しましょう。

⚠️ 注意

走行中に胸の痛み、めまい、冷や汗、いつもと違う息苦しさを感じたら、すぐに止まって受診してください。心疾患、高血圧、糖尿病、妊娠中、関節の手術歴がある方は、距離を増やす前に医療スタッフに相談すると安心です。体重をかけられない痛みや、腫れ・熱感が続くときは休んで、ケガなく長く走る方法:ひざの痛み予防から回復までも参考にしてください。

1週間のうち長く走る日は1日だけで十分です (Photo: kinkate / Pixabay)
1週間のうち長く走る日は1日だけで十分です (Photo: kinkate / Pixabay)

ロング走は1週間の軸になる日です。Wittizアプリで週末に「今週は1回長く走る」のような目標を立て、レポートで先週よりどれだけ距離がのびたか確認してみてください。走るたびにたまるゼリーで、ムーンティを着せ替える楽しみもあります。ハーフを目指すならハーフマラソン練習12週間プラン:10Kの次は21.1kmへとあわせて見ると計画を立てやすいです。

長く走った日はしっかり休みましょう。休むのも練習です!

よくある質問(FAQ)

LSDトレーニングは週に何回やればいいですか?

多くのランナーは週1回で十分です。ロング走は体への負担が大きいので、2日続けて行わないほうがよいです。翌日は休むか、ごく軽いジョグにしましょう。

ロング走は何kmから始めればいいですか?

今、楽に走れるいちばん長い距離から始めます。週20kmなら5〜6km、週3回で15kmなら6kmほどが出発点になります。距離を決めにくいときは、先に時間で決めても大丈夫です。

ロング走のペースはどのくらいが適切ですか?

会話ができる速さが基準です。数字はランナーによって大きく違うので、決まった値はありません。後半に息が上がってきたら、ペースを落としましょう。

まとめ

ロング走は週間距離の25〜30%、会話ができるペースで、少しずつ増やす練習です。 長く走る日を楽に守れば、大会準備もずっと安定します。

今週は先週より5〜10分だけ長く走ってみてください。ムーンティが隣で同じペースで、最後まで一緒に走りますよ!

ウィティーズアプリで直接体験してみてください!

ムーンティと一緒にもっと楽しいランニング - Wittizアプリをダウンロード
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参考資料


この記事はWittizチームが作成しており、アプリに関する内容が含まれています。痛みや持病がある方、または走行中に体調の異変を感じた方は、必ず専門の医療スタッフにご相談ください。